度会町が環境省「ローカル・ブルー・オーシャン・ビジョン推進事業」の実施自治体に選ばれました

　海洋ごみの回収・発生抑制の実効性を高めるため、自治体と企業等の連携による自走性のある取組の実証を支援し、広く展開することを目的とした環境省の事業です。

　昨年度に続き、令和6年度において、度会町は「ローカル・ブルー・オーシャン・ビジョン推進事業」の実施自治体に選ばれました。

　詳しくはコチラ↓↓（環境省HP)

　https://www.env.go.jp/press/press_20240614_1.html（別ウインドウで開く）

　海洋ごみの8割は“陸から出たごみ”と言われています。

　度会町では、台風や大雨時に、多くの流木やごみが河原等に流れつきます。中には多くのペットボトルやプラスチックごみが存在しており、私たちの生活から出たごみが、河川を通じて海へと流れ込んでいる可能性があります。

　海洋ごみ問題は、私たち度会町民にとっても決して他人ごとではありません。たとえ内陸部に住む私たちであっても、一人ひとりが海洋ごみ問題を認識し、消費行動やライフスタイルを見直していく必要があります。

　度会町では、令和5年7月3日に「度会町ごみの減量化・再資源化推進」を宣言し、推進プランに沿って、度会小・中学校と連携し「資源ごみ分別マイスター養成講座」をはじめとした学習等の充実を進めています。児童・生徒から資源循環の考え方が、各家庭に広がることが期待される一方で、多方面からの推進を図り、広報紙やSNSを活用した啓発や、ボランティアやサロンなど町内各種団体と座談会を開催し、ごみの分別について学び、意見を出し合うなど、町内における分別意識は高まりつつあります。

 詳しくはコチラ↓↓（度会町HP）

　http://www.town.watarai.lg.jp/contents_detail.php?co=kak&frmId=3106

 　今後、町内企業等と連携し、来店者への啓発活動、また企業として実施するSDGsなどをPRしていただき、ごみの減量化やプラスチック発生抑制等について、幅広い世代への推進に取り組むことを計画しています。

　これら取り組みについて、ローカル・ブルー・オーシャン・ビジョン推進事業の支援を受け、内容をさらに充実させることで、海洋ごみ問題対策を進め、海のない度会町から美しい海を守っていきます。